名古屋のインプラント治療|かすや歯科医院
HOME>骨造成・骨移植

トップ

骨造成、骨移植
 顎骨の量(幅、高さ)が不十分で、通常の方法ではインプラントが埋入できない場合があります。こんな場合、以前はインプラント治療をあきらめなければなりませんでした。しかし技術、材料の発達によって、顎骨を造り出して、インプラントを埋入できるだけの骨量を確保するために、様々な方法が考えられ、確立されてきました。これが骨造成です。患者様自身の、下顎などの豊富にある部分の骨を採取して不足部分に移植する、自家骨移植。骨に置換する人工材料を、不足する部分に補填する方法。両方を混合する方法などがあります。 骨が不足しているから、インプラント治療は無理と言われた方は、一度ご相談ください。


                   ★自家骨移植術の例

  下のレントゲン写真は50代男性で、左下顎の小臼歯の周囲の骨が大きく吸収されていました。
              

 インプラントを埋入したい位置の下方には、神経が通っており、これを傷つけずにインプラントを埋入することは困難でした。そこで、この部位のずっと後方から、患者さまご自身の骨を採取し、骨が吸収された部位に移植、小さなチタン製のスクリューで骨を固定し、3か月ほど待ちます。これが遊離自家骨移植術です。手術後のレントゲン写真を下に示します。
              

 遊離自家骨移植後、3か月ほどしてから、インプラント埋入術を行いました。移植した骨は、周囲の骨と一体化し、安全にインプラントの埋入ができました。手術後のレントゲン写真と口腔内の様子です。
 

 インプラント埋手術後、3か月ほどで上部構造(セラミックの歯の部分)を装着し、なんでも咬めて、しかも見た目も美しく修復されました。
                

 このように、外科的高い技術レベルで、しかも審美的にもレベルの高いインプラント治療を、低価格でご提供できるのが、かすや歯科医院の真骨頂です。

治療前

矢印
治療後

1サイナスリフト
 上顎骨の臼歯部(奥歯)では、上顎洞という空洞(サイナス)があって、骨が薄いことが多くあります。インプラントを埋入し、安定を得るためには、骨の量が不足します。こんな場合、この部分に患者様自身の他の部位(下顎の智歯の部分など)から骨を移植したり、人工材料を填入したり、あるいは骨と人工材料を混合して填入して骨を増量します。空洞部分をサイナスといい、その底の部分を持ち上げるような(リフトアップする)かたちで骨造成を行いますので、サイナスリフトと呼びます。上顎の臼歯の頬側の骨に窓を開け、そこから骨や、充填材料を補填します。
治療前
インプラント治療、サイナスリフト

矢印
治療後
インプラント治療、サイナスリフト

 50代女性。左写真白丸部、上顎臼歯の骨の厚みが不足していたため、頬側に窓を開けて、ご自身の骨片と骨充填材料を混ぜて填入、インプラントを埋入しました。右写真インプラント周囲に白く見えるのが、造成された骨です。
2ソケットリフト
 サイナスリフトと同様に、上顎の臼歯部の骨が薄い場合に行います。サイナスリフトは、臼歯の頬側にやや大きめな窓を開けて、そこから骨や補填材料を入れるのに対し、ソケットリフトは、インプラントを埋入するために開けた穴から、骨や補填材料を填入しますので、サイナスリフトよりは侵襲が少なくてすみます。
治療前
ソケットリフト

矢印
治療後
ソケットリフト

 60代女性。左写真、矢印の部分が骨の薄い部分です。インプラント埋入手術時に、インプラントを埋入する穴から骨補填材料を填入。右写真矢印、インプラント周囲にドーム状に骨が形成されています。
3遊離自家骨移植(ボーングラフト)
 骨の高さが不足する場合に、インプラントを埋入する部分の上の乗せる形で骨(ボーン)を移植(グラフト)するのをオンレーグラフト、骨の厚みが不足する場合に側面に貼り付けるように骨を移植するのをベニアグラフト、穴状の骨欠損の中に骨を移植するのをインレーグラフトといいます。よほど大量の骨が必要な場合でなければ、患者様の下顎の真ん中(オトガイ部)や智歯のあたりから骨を採取すれば可能です。
治療前
インプラント治療例

矢印
治療後
インプラント治療例

 50代男性。左写真赤線部、左下顎の小臼歯は保存不可能のため抜歯。虫歯の状態が悪く、骨が吸収されてしまい、その下方に神経、血管が通っていますので、インプラントを埋入するにはやや骨の量(高さ)が不足でした。そこで、この方ご自身の、右写真点線赤丸部、親知らずの辺りの骨を採取し、骨が吸収された部位に移植しました。遊離自家骨移植といいます。右写真赤線丸部、小さな白い部分が移植された骨で、青矢印、濃く白く写っているのが骨を固定しておくチタン製の小さなスクリューです。
4骨補填材料による骨造成
 骨欠損部が、4面ともご自身の骨で囲まれていて落とし穴を掘ったような状態であれば、何も自分の骨を取らなくても、骨補填材料のみを用いて、骨造成を行います。
治療前
インプラント治療例

矢印
治療後
インプラント治療例

 20代女性。左写真黄色丸部、右下顎の小臼歯1歯と大臼歯2歯の虫歯がひどくて、歯を支える骨まで吸収されてしまいました。骨の吸収が大きく、インプラント埋入が困難でしたが、右写真赤丸部、ここに骨補填材料を填入し、骨造成を施行しました。
5リッジエクスパンジョン
 上顎前歯部で多く見られるのですが、骨の高さはあっても、骨の幅が非常に薄くて、鋭利な刃物のような形(リッジ状)をしていて、インプラントを埋入するのに、必要な厚み(骨幅)が不足している場合があります。この場合に、薄い顎骨を2枚おろしにするように押し開いて拡大し(エキスパンジョンし)、骨幅を確保してインプラントを埋入する方法です。開いた空間には骨補填材料や自家骨を充填しておきます。


★以上に、代表的な骨造成法を紹介しましたが、当然のことながら、他にもまだまだテク
ニックは存在します。しかし上記の如く、患者様にうまく伝えることが、非常に困難に感じます。今後も様々な方法、材料が考案されていくと思いますが、日々研鑚に努め、最適な方法を提供できるようにと考えております。

*インプラント手術と同時に骨造成を行った場合は、通常の手術費用に、ソケットリフト1歯あたり7万円(税込7万3500円)の手術費用を加えます。ソケットリフトが多数歯に及ぶ場合は1歯あたり5万円(税込5万2500円)となります。
  また、インプラント埋入の前処置として、遊離自家骨移植術を行った場合、手術費用は、使用する材料費、投薬費用含めて1歯10万円(税込10万5000円)、2歯以上の場合15万円(税込15万7500円)、サイナスリフトは、片側15万円(税込15万7500円)です。

治療前

矢印
治療後