名古屋のインプラント治療|かすや歯科医院
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インプラントQ&A

インプラントはどれ位もつの?
顎骨の状態、口腔内の状態、メインテナンスの仕方等々、状況によって違ってきます
 顎骨の状態、口腔内の状態、メインテナンスの仕方等々、状況によって違ってきます  が、良好な条件であれば、まず悪くならないと思います。メーカーによっては、10年間保証、医院によっては経過年数に応じた費用の返還、再治療の保証などを行っているようです。当院では正式な保証契約というようなものは設けておりませんが、まず、普通に良好な顎骨、口腔内の条件であれば、半永久的にもつもの、もたせるべきものであると考えております。もちろん何か問題が発生したら、費用の返却なり、再度の埋入、上部構造の再製など、責任をもって対処いたします。
骨造成って?
顎骨を造り出して、インプラントを埋入できるだけの骨量を確保する方法です。
 顎骨の量が不十分で、普通にはインプラントが埋入できない場合があります。こんな場合、以前はインプラント治療をあきらめなければなりませんでした。しかし技術、材料の発達によって、顎骨を造り出して、インプラントを埋入できるだけの骨量を確保するために、様々な方法が考えられ、確立されてきました。これが骨造成です。患者様自身の、下顎などの豊富にある部分の骨を採取して不足部分に移植する、自家骨移植。骨に置換する人工材料を、不足する部分に補填する方法。両方を混合する方法。他にも多くの方法があり、今後も色々な方法、材料が研究され、考案されていくと思います。
インプラント治療の費用について?
当院での費用は別記のとおりです。
 各医院によって様々なようですが、大体20万円から40万円ぐらいまでの幅があるようです。インプラントメーカー各社の材料費の差が大きくて2~3万円あります。それでもインプラント費用の差ほどはありません。これは、例えば建築のように、かかる材料費を積算していって見積価格を決めるようにするのではなく、治療費用はあくまでも技術料であるという考え方からくるように思います。近い考え方が、美容院の料金でしょうか。シャンプー、トリートメント、水道・光熱費、かかる原材料費を考えたらなんとなく納得できるようなできないような。インプラント治療はあくまでも自由診療ですので、各医院が、独自に設定します。費用が高ければ、技術が高いかどうかは・・・、私は述べる立場にはありませんので。
手術に1回法、2回法があると聞きましたが?
最近はご自分でよく調べられる方が多いようで。
 最近はご自分でよく調べられる方が多いようで。ごく簡単にいってしまえば、手術を 1回だけ行うか2回行うかという違いです。インプラントが実際に人の顎骨に行われるようになった頃は、歯肉を切開して、顎骨にインプラントを埋入したあと、歯肉を閉鎖、縫合して治癒を待ちました。これが1次手術です。治癒を待った後、もう1度歯肉を切開して、埋入したインプラント体と上部構造をつなぐための部分(アバットメントと呼んでいます)を結合する2次手術を行うのが2回法です。1回法はその後に考えれたもので、最初の手術の際に、アバットメントを同時に結合しておいて(メーカー各社により若干呼び名、方法は異なりますが)、手術を1回で済ますのが1回法です。  手術を受ける側としては、手術を1回で済ますほうが良いに決まっていると考えられると思いますが、これには様々な考え方、方法があり、どちらにも長所があり、短所があり、現在でも両方の方法が存在します。医院によって最善と思われる方法を考えて、用いていると思います。  当院では、基本的に1回法で行っています。患者様の負担を軽減するために、多くの経験、技術によって1回法の短所を補い、手術を1回で済ますようにしています。
ミニインプラントって?
通常よりも径の細いインプラントです。
 通常よりも径の細いインプラントを、入れ歯の安定を得るために行うインプラントです。局所麻酔もわずかで、切開をほとんど行わず、非常に体に負担の少ない手術で済みます。下顎のみに用いられます。
インプラントを行うとMRI検査を受けれなくなると聞きましたが本当でしょうか?将来、脳梗塞などで倒れた場合にMRい検査などが受けれないかと不安です。
昔は、手術で金属を入れた患者のMRIはできないと言われていましたが、近年では心臓ステントや脳動脈クリップ、骨折治療のプレートやネジ等も普通に撮影できます。
 ただ、インプラント治療をされた人のMRIで脳や頚椎の検査を行なった場合、金属製のアーチファクト(ノイズ)が出てしまい、画像が歪んだり治療部位のところだけ情報が抜けてしまいますが、撮影できないわけではありません。実際にMRIの必要があれば普通に行なわれています。また、首から下を検査する場合は問題ありませんので心配する必要はありません。MRI自体が強力な磁石なので多少なりとも磁石に引きつけられる性質のある金属が使ってあると画像に影響が出ます。素材が磁石ではないから大丈夫だとおっしゃっている方もいるようですが、入れ歯やインプラント素材の上部構造も磁力を受ける素材であり、当然画像に影響があります。なので口レベルの検査(小脳・上位頚椎・口腔疾患等)ではMRIでは画像に影響が出る可能性があることは承知しておいた方が良いです。しかし、それではお口の中の銀歯や金歯はどうなるのかという話になります。現時のところほとんど問題ないようなので、インプラントしたからと言ってMRIが撮れないというのはいささか疑問があります。確しかにンプラントの上部構造に磁石を利用したり、入れ歯に磁石を用いたりしている場合は影響が出ます。
 結論は、磁石を用いている場合は影響がでます。しかし、インプラントをしたからといってそんなに影響が大きく出るわけではなく、銀歯や金歯と同程度であると考えられますので、MRI検査は受けられます。
下顎の痺れが治らない場合は?
下顎管損傷は、インプラント治療において最も避けたい合併症の一つである。
 それまでの患者さんとの信頼関係が崩壊し、訴訟にまで発展するケースもみられる。今回は、下顎管を損傷した際の4つのポイントについて説明します。

(1)下顎管損傷の原因と臨床症状 
 下顎管損傷の原因として、ドリルによる直接損傷、インプラント体による圧迫、血腫による圧迫などがあげられるが、損傷の程度により下唇やオトガイ部皮膚に麻痺感、痺れ感、ピリピリ感などの症状がみられる。麻痺出現の際には麻痺の範囲、麻痺感の種類、麻痺の度合いなどを診療録に記載しておくことが重要である。

(2)下顎管損傷の臨床的評価法
 代表的な知覚検査として、静的触覚閾値検査や二点識別閾検査などがある。いずれの検査も経時的に回復の度合いを評価する上で重要である。

(3)下顎管損傷後の対応
 A 薬物療法 ビタミンB12製剤とATP製剤の投与が最も頻用されている。ステロイド製剤については、術直後が適応とされているが投与に際しては注意を要する。
 B 外科的治療 神経への減圧を目的にインプラントの挙上や抜去を行うが、可及的早期が望ましい。神経切断症例では、神経吻合や神経移植が考慮される。
 C その他の治療 血流量を増加させ再生促進を促す治療として、レーザー治療や針治療などが行われている。また、整形外科領域ではあるが、知覚のリハビリテーションも報告されている。

(4)下顎管損傷を回避するためには 
 インプラント体底部と下顎管との距離に関してはいくつかの報告がみられるが、これまでの経験から下顎管から2mmの距離をとることが麻痺をおこさない上で重要と思われる。今後症例の蓄積とともに下顎管損傷に対するガイドラインの確立が必要と思われます。